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井戸端会議『リタイア生活講座」レポート4
 12月22日、第4回のリタイア生活講座の参加者は15人。場所は前原市図書館お話の部屋。『農に親しむ』をテーマに新現役の会の遠藤さんに卓話をお願いしました。
 テーマは農業ではなく、農。この講座は生業ではない農の話。農は環境であり文化ですという司会者の話から井戸端会議が始まりました。

1 農でコミュニケーションして楽しむ
釣りと農を求めた東京からのIターン体験談です。最初は糸島の自然を知ることに興味津々で、海、山を駆け回った。また、サークル活動に参加し、人との関係を深めた。団塊世代はイメージがパターン化されすぎている。しかし、実際に話をすると百者百様で、ナマの声を聞くのが楽しい毎日です。
遊休農地をみて、もったいないと感じていた。農に親しむグループに参加して、仲間作りをしている。現在は3人で250坪の畑を借りて22種類の野菜を作っている。道具はスコップと鍬だけで、工夫してお金を掛けずにやるのがモットー。糸島は農業が盛んなのでさまざまなアドバイサーがいて、珍しい野菜や農に関する話が聞け知的満足を得ている。畑には生ゴミ堆肥を使い、有機・無農薬で新鮮で美味しい野菜を作っている。栄養価の高い新鮮な野菜は健康を作ると信じている。本は東京を中心に書いてあって、糸島ではそのまま使えないことが分かったのでデータを取って、研究したり、仲間と情報交換をしながらやっている。無農薬なので虫を防ぐのが大変。虫の名前が分からないので、夜中に懐中電灯で虫を見て図鑑で調べたりした。最近は植える時期をずらしたり自然農薬の工夫で虫を防いでいる。イノシシも多いので、ネットを張って防ぐ。自然との共存を目指していきたい。男の畑つくりは大掛かりになりすぎる。出来上がった野菜は近所に配るが、それも迷惑を掛けているかもしれないと思い、加工食品を作るなど食べきる工夫もするようになってきた。出来すぎた野菜を物々交換したり、分業で作って分け合うなど、人をネットワーク化し、販売できたらいいと思う。その他、山で山菜を採ったり、海で釣りをしたりして楽しみながら、自給自足をしている。釣り場や貝堀りのガイドマップも公表しますので、皆さんも出かけてみてください。

2 農に親しむ
・遠藤さんの暮らしは縄文時代の食文化そのもので、豊かな暮らしだ。
・農家は余った野菜は近所に配ってコミュニケーションに使っている。
・畑つくりは運動。健康作りになる。
・虫やイノシシとの戦いは大変。自然と共存するのは大変だ。
・種を取り循環型の農をやっている。
・農はつくる楽しみと食べる楽しみがある。
・農で妻とのコミュニケーション
・農は自分育て
農に親しむ生活は知力、体力、遊休地を使い、みんなで楽しく豊かに暮らすこと。遊びながら食生活を贅沢に出来る一石二鳥の暮らし方。第2の人生で「農のセミプロ」になれるかも!
でも、参加者の農に親しんでいる割合は20%と案外少ないようです。そこで、農を自給自足と捉えて意見交換しました。

3 自給自足
リタイア生活の農は自給自足の一部。それはお金を生まない経済活動であるといえる。リタイア生活ではお金を媒介としないで物々交換をすれば、地域通貨の観念で人とネットワークする豊かな暮らしが出来るのではないか。農の他に自給自足していると思えることを語り合った。
・家庭の力仕事
・日曜大工
・リサイクル
・加工食品作り
・魚釣り、山菜採り

4 ブックトーク
「田舎暮らし」「野菜作り」「農を楽しむ」と言うキーワードで12冊の本を紹介しながら書架の配置や請求記号の見方、農を楽しむ本の企画について語っていただきました。
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by ma_yo_to | 2006-12-27 00:00 | 「真夜中の図書館」メイキング
第3回井戸端会議リタイア生活講座レポート3
第3回井戸端会議リタイア生活講座レポート3

この講座はMAYOTOコミュニティに住む人たちの抱える問題を
本と人と図書館が協力して問題解決を図るために開催しています。

リタイア生活講座3「NPO」
12月15日、第3回のリタイア生活講座の参加者は18人。場所は前原市図書館お話の部屋。『NPO』をテーマに新現役の会の寺本さんに卓話をお願いしました。
 最初に12日の西日本新聞からJAのファーマーズマーケットで持ち込みの野菜が販売できる記事を読みました。前回話題になった自家用の有機野菜を売るビジネスも可能かもしれません。

1 NPO言いたい放題
まず、状況把握の質問「NPOに参加している方?」「3人」。「NPOに詳しい方?」「2人」。ほとんどの方がNPOを知らないようですが、NPOにどんなイメージをお持ちですか?
・世の中の役に立つ組織
・胡散臭い団体もありそうだ
・気張らず、自然体でやってほしい
・NPOってよく分からない
・暇な人たちと言うイメージ
・良いことをしている人たち
・仮面集団のようだ
・ボランティア
・慈善事業には裏がありそうだ
・法人化して、不当な利益を得ているのでは
と、皆さんのイメージはかなり悪いようです。
2 NPOを説明
そこで、みなさんのマイナスイメージを払拭しようと、寺本さんがNPOを詳しく説明しました。
NPOは民間非営利団体です。公共性の高い事業にミッションを掲げ、財政基盤を打ち立てて活動する団体のことです。非営利と言いますが、報酬をもらわないと言うことではなく、収益を分配しないと言うことです。今まではボランティア型のNPOが多かったようですが、これからは人件費や活動費を捻出しながら活動する事業型のNPOが盛んになりそうです。
と言う説明を聞き、資金のこと、人件費のこと、組織のことなど質問がでました。お金の流れとミ
ッションを遂行する情熱の出所がよく分からないという感じでしょうか。企業の組織や概念と大きく違うNPOの価値感は一度話を聞いたくらいで
は実感できないものかもしれません。
3で、NPOについて
ということで、NPOの話を聞いた感想を聞いてみることにしました。感想は正直に、前向きでなくても大丈夫と言う前提です。
・いろいろなNPOがある
・NPOは人、モノ、金。企業以上に大変かも
・死んでいるNPOも多い
・まだよく分からない
・面倒そうだ
・ミッションと言う言葉が魅力的
・寄付優遇税制がほしい
・人とやるのが大変
・目的を持った活動はすごい
・NPOはどこにでもある思想。過大評価しすぎ
・ますます分からない
・営業力が必要
・ミッションに同感できれば協力したい
・核になる有能な人材が必要
・イメージが変わった
・NPOのメリット、デメリットを差し引き
という意見が出ました。資金もない、人材も少ない、ビジネスプランも未熟という現状を鑑みた場合、もっとも必要とされるのは「有能な人」であるような気がしました。
井戸端会議は情報交換の場、NPOという新しい生き方があることをお知らせできたこと、NPOに対する皆さんの忌憚ないご意見を聞くことが出来て有益なワークになりました。
3ブックトーク
最後に図書館司書がNPOに関する本のブックトークをしました。NPOの考え方、作り方、運営の仕方、偉大なNPOのことなど、紹介された本は消化不良のNPOを理解する大きな手助けになるのではないかと思います。
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by ma_yo_to | 2006-12-18 00:00 | 「真夜中の図書館」メイキング
井戸端会議『リタイア生活講座」レポート2
この講座は、MAYOTOコミュニティに住む人たちの抱える問題を
図書館と本と情報を使い問題解決の糸口を探る目的で開催しています。
 

井戸端会議『リタイア生活講座」レポート2
『糸島での起業』

 12月8日、第2回のリタイア生活講座の参加者は15人。場所は前原市図書館お話の部屋。『起業』をテーマに新現役の会の日高さんに卓話をお願いしました。
 最初に今朝の日経MJから団塊世代の生活資金に関する記事を朗読しました。老後の生活資金に2000~4000万の貯蓄が必要なようです。
1起業
 糸島で起業する視点で、志摩町在住の日高さんがリタイア生活の起業体験をお話くださいました。毎月の生活資金の平均は24万円、余裕のある生活のためには37万円の生活資金が必要なようです。そこで、ひとつのライフプランとして起業があります。それはお金のためだけではなく、居場所探しや生きがい作りのためでもあります。リタイア生活の安定のためには、リスクを抱えずにこじんまりやる方がいいと思いますし、そのほうが自由にやれると思います。会社の作り方のもいろいろあるので、事業に向いた形で選んでください。
糸島でやるために、糸島の特性を活かすビジネスプランを考えてみたらどうでしょうか。糸島は自然豊かな農魚村なので、さまざまな仕事が考えられると思います。私の考えたビジネスプランを少しご紹介しましょう。自分が好きだった絵をステンドグラス工房でビジネス化、会社で培った営業力と人脈を利用したスーツ販売事業、上記の2つの拠点として、工房で喫茶店を経営。地域で暮らすうちに、地元の特産物の宅配事業を企画し、新現役の会のメンバーとは糸島体験クラブを立ち上げました。異業種を複数営業することで人とのつながりを強めていく方針です。なかなか思うようには進みませんが「会社遊び」の感覚で儲けは少ないが生きがいがあって楽しみながら、そこそこ食べていける程度で満足しています。妻とも協力しながらやっていますが、さまざまな仕事をすることで家庭生活にサラリーマン時代のような「自分=一人の時間・お金・人間関係」を確保することが出来るのがメリットかもしれません。
起業のポイントはキャリアを活かす・夢をかなえる・責任・ニーズに対応したビジネスプラン・家族の同意など、無理せずチャレンジです。リタイア後も存在価値のある自分、納得が出来る生き方であることが大切だと思います。

2意見交換
その後「共有」のためにご意見を伺いました。
・糸島の生活にはお金がかからない。10万円生活は可能でしょうか?10万では無理かも・・
・しかし交通費が高く、車が必要
・家計の切り盛りは妻ですか?夫ですか?
・男性も家計に参画しませんか
・畑つくりも家計貢献
・畑で野菜が出来すぎる。売りたい・寄付したい。

3コミュニティビジネスとは
辻さんが地域の課題を地域住民が主体的にビジネ
スを起こして解決するコミュニティビジネスの概
要と事例を紹介。野菜を地域の貢献するコミュニテ
ィビジネスとして考えてみた。
・自分の畑で出来た野菜を売るリタイア農夫の販売ネットワーク
・さまざまな野菜を仲間で分業生産
・地主とリタイア農夫の仲介事業
コミュニティビジネスに関心がある方に9日に福
岡市で行われる講座情報を提供しました。

3ブックトーク
最後に図書館司書が今日のテーマに沿った本のブックトークをしました。起業に向く職種、資格、補助金、経営入門など9冊の本を紹介してくれました。
  
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by ma_yo_to | 2006-12-09 00:00 | 「真夜中の図書館」メイキング
井戸端会議『リタイア生活講座」レポート
この講座は、MAYOTOコミュニティに住む人たちの抱える問題を
図書館と本と情報を使い問題解決の糸口を探る目的で開催しています。
 
12月1日、第1回のリタイア生活講座の参加者は22人。『夢と現実』をテーマにワークショップをしました。参加者は前原市、志摩町・二丈町・福岡市から、うち女性は5人。場所は前原市図書館お話の部屋。
1漢字ワーク
 まず、夢見ていたリタイア生活のイメージを漢字で表現し、現実のリタイア生活と比較しました。夢は「楽・幸・夢・興・悠など」、現実は「忙」が圧倒的に多く「迷う・暇・焦る」など。その後、グループでそのギャップの理由について考えてもらいました。理由は家庭環境の要因、価値観の変化、自分探しが必要、気の持ちようという理由がでましたが、全く問題なく充実していて忙しいという方も多数。

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2意見交換
その後「共有」のためにご意見を伺いました。
・退職して「人生の楽園」というテレビ番組を見て感動を覚えたが、しかしあこがれだけではできるものではないことも自覚。現実の中で何が自分にできるか今自分探しをしている所。
・在職中に資格をとったり特技を磨いたりしたが、退職したらそんなものが生かせないことが判った。退職後は在職中とは全く異なった視界の中で日々生活中。
・今日、このような場に来るような人は別だが、退職後何をしていいかわからないまま毎日無為にすごしている人も多い。
・子育てが終わったあとシルバー人材センターなどで働いている。現実をそのまま受け容れるようにしているので、男性参加者のような夢と現実のギャップは感じたことがない。(女性)
・退職したあと自由時間がいっぱいあるはずなのに忙しくて仕方ない。在職中は気が向いたらボランティアでもと気軽に考えていたが、ボランティア活動にも義務が伴うため、結果として在職中と変らないくらい多忙な毎日を送っており、在職中以上の時間管理が必要になっている。
・退職後何をするかはその人の置かれている環境によって異なるので、こうあるべきだと決め付けて考えるべきではない。
・例え年金が少なくても残りの人生はエンジョイできる。要はその人の感じ方の問題だと思う。
・「これから団塊世代が生きていく上で健康より元気の方が大切」。この元気は一人では生まれない。地域の人と交わり、地域の中で自分が必要とされていることが実感できてはじめて元気が出る。
・主人は退職後、糸島に住みたいと言っており、糸島の方々との交流を持ちたくて今回の講座に参加しました。(女性)
・NPO法人の代表として県や市の行政の方とのか関わりが多いが、今行政の方は団塊世代の社会貢献活動に大きな期待を寄せている。
・退職後いろいろな地域活動で多忙な毎日を送っているが、その中で本当は何をしたいのかと今も自分探しが続いている。
3ブックトーク
最後に図書館司書が今日のテーマに沿った本のブックトークをしました。ライフプラン・健康・旅など8冊の本を物語り仕立てで紹介するブックトークに皆さん興味津々でした。d0064768_0423865.jpg
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by ma_yo_to | 2006-12-02 00:00 | 「真夜中の図書館」メイキング



不思議なパラレルワールド「真夜中の図書館」
by ma_yo_to
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