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5月31日 「カラー」
今日、図書館に行った。

図書館にはテーマカラーがある。
 「マ・ヨ・ト」の場合、図書館は「白」。
 コミュニティやNPOのスペースは「青」。
 企業のスペースは「赤」。
だから、本を読んだり、借りたり、調べたりを無料でできる公共図書館の部分が「白」。
コミュニティ情報センター的なワークを目的とするコミュニティビジネスやNPOで運営するネット放送局やネット新聞、ボランティア協会やレストラン、コミュニティのセレクトショップなんかは「青」。
図書館で雑誌や新刊書を扱う書店や絵本店、IT関連のアンテナショップ、楽器店や文具店、画廊、劇場など「文化」をキーワードにして相互に集客効果を狙う企業スペースは「赤」を基調にした店構えをすることになっている。
図書館を核にした共存共栄の場を色分けしているんだそうだ。
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by ma_yo_to | 2005-05-31 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月30日 「ミラクル」
今日、図書館に行った。

いつも困ったときは図書館へ行く。
なんか元気が出る。
問題解決の為にうろうろするときもあるし、どこかに座ってじっと考え込むこともある。
誰かを見つけて話し込むこともあるし、司書の桂(かつら)さんに情報探しを手伝ってもらうこともある。
で、いろいろやってるうちになんか出て来るんだよ、小っちゃな希望がさ。
だから少しだけでも安心できるじゃない、図書館にさえ行けば。
でもね、奇跡が起こることもある。
「これだ」って本が目の前に現れてくれるとき。
あるんだよね、時々「うっそだろ~」みたいに
タイムリーに本が、探している本が目の前に飛び込んでくるときが。
君にも、そんな経験あるよね?
不思議なところだよ、図書館は。
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by ma_yo_to | 2005-05-30 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月29日 「注文の多い料理店」
今日、図書館に行った。

昼ごはんは「注文の多い料理店」で食べた。
文字通り、本当に注文の多い料理店でさ、メニューがない店なんだよ。
このレストランは「マ・ヨ・ト」のコミュニティの人たちのC.B.(コミュニティビジネス)で、
その日たまたま手に入った地元食材だけでできる料理を出しているレストランなんだ。
だからメニューなんかないわけ。
まるで我が家のように「今日の献立はこれ」って決まっていてね。
それしか食べられない。
「でも美味いよ」。
そして、なんといってもシェフの「注文」が多くて、これ食べろ、残すな、もっと食べろなんて注文がどしどし来るレストランなんだ。
「何でも食べられる贅沢から、ここでしか食べられない贅沢へ」
注文の多い料理店はそんなレストラン。
「マ・ヨ・ト」が大切にしているのはコミュニティのエンパワーメントのための場所づくりでもある。
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by ma_yo_to | 2005-05-29 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月28日 「哲学館」
今日、図書館に行った。

ガラス張りのスタジオでは館長が今日のゲストにインタビューをしているのが見える。
このネット番組はライブ放送されているが、
オンデマンド配信なのでいつ・どこからでも見ることができるんだ。
館長の持論は「本は人。人は本」
というものだから、コミュニティの一人々の人生が1冊の本のように紹介される。
もちろん、1冊の本もまるでそこに著者がいるように愛を込めて紹介される。
それは価値観を共有するというものではなくて、価値観を認め合うことができるということじゃないかナと僕は思っている。
だから、みんな本が好きだし、人が好きだ。
ピースな世界なんてのも、こんなところから生まれていくような気がする、なんちゃってネ。


哲学館
 カントは「哲学は学ぶことはできない。哲学することを学びうるだけである」と言う。
 図書館には哲学のシンフォニーが鳴り響く。

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by ma_yo_to | 2005-05-28 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月27日 「書斎」
今日、図書館に行った。

書斎を借りてるんだ。
ちょっと調べたいことがあってね、1週間くらい。
初めてなんだけど、なかなか良いもんだね。
貸切の書斎にはあめ色に古びた机とさびた鋲の打ってある布張りの椅子がある。
その椅子がさ、ちょっときしむんだよね、右を向いたときに。
でも窓からは森が見えて、テラスには寝椅子もあるから、最高!!
調べもの用の本がサイドテーブルにうずたかく積まれていて、ちょっと作家気分。
でさ、体がなまってくると図書館に降りて、本棚の間を散歩するのさ。
ちょっと可愛い子がいると、本を探すふりなんかして横目で眺める。
これが、また最高。
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by ma_yo_to | 2005-05-27 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月26日 「おんな」
今日、図書館に行った。

小さい人は愛らしいね。
僕に本を読んでくれたんだ。
まだ字も読めないのにね。
ちゃんとお話の椅子に座って、絵本のページをめくりながら、はっきりと本を読んでくれたんだ。
本は字を読むんじゃないんだね、本を読むんだからさ、
字が読めなくたって全然かまわないんだ。
本が静かに閉じられたとき、僕は大きくもなく、小さくもない拍手をしてお礼を言った。
「すばらしい本を読んでくれてありがとう」
そして、きっとこの本のことは忘れないだろうなと思った。
小さな彼女のこともね。


図書館はおんな
 図書館は年齢不詳のおんなである。若々しいエネルギーを発散させながら、
 どこかに奥深い真実を秘めている。何でも知っていて、何もしらないふりができる。

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by ma_yo_to | 2005-05-26 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月25日 「螺旋階段」
今日、図書館に行った。

回廊には写真が飾られていた。
セピア色の写真だった。
まっすぐな回廊の白く高い壁には、木々の葉陰が忍び込んで、風にゆらゆらゆれていた。
天窓の空は青く輝いていた。
ゆっくりと歩きながら、眺めていく写真はこのコミュニティの古い時代のようだ。
男も女も、子どももみんな昔の中にいた。
笑っていたり、澄まし顔だったり、うしろ姿だったり、犬を連れていたり、
みんな好きなように生きていた。
52枚目の写真でまっすぐにカメラを見つめたおばあさんの目が笑いながら語りかける。
「いろいろあるさ、いつだってそうさ。だから生きているんだよ」と。
僕は急に口笛を吹きたくなって、海の見えるほうへ走り出した。


時の螺旋階段
 図書館の真ん中に時の螺旋階段がある。その深さは誰も知らない。
 その高さも誰も知らない。
 ただ「今」が刻々と移り変わるだけ。

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by ma_yo_to | 2005-05-25 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月24日 「∞」
今日、図書館に行った。

本を買おうと思ってね。
「マ・ヨ・ト」には小さなブックストアがあって、無限大の本を売っている。
無限大?なにかの間違いだろうって、そんなことは無い。
ま、確かに無限大と言うのは言い過ぎた。
でも、次々に生まれる、今生まれた本を売っているから数を数えるなんてことはできないんだ。
ほら、最近はデジタルブックスだからさ、生まれる前から本として売られているようなものさ。
数なんて誰にも数えられない。
でも「マ・ヨ・ト」で買うのは形のある本だね。
まだデジタルブックスになってないやつ。
こればかりは少しページをめくらないと良し悪しが分からないからさ、
図書館で現物を見てネットで買うんだよ。
僕の部屋には、コレクションとして壁いっぱいに本があるんだ。
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by ma_yo_to | 2005-05-24 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月23日 「椅子」
今日、図書館に行った。

いい椅子に出会った。
タモの無垢材で丁寧に作られた椅子だ。d0064768_1253356.jpg
真夜中の図書館では、スローな感覚でなんでも地元産を大切にするコンセプトに従い、
地元の工藝作家の作品が1点づつ使われている。
図書館が民芸のサンプルルームになっているというわけだ。
プレートを見れば、どこの誰が作った作品なのか分かるので、何時か彼の工房を訪ねてみようと思う。
ここは、アーティストが多く、Cafeの珈琲カップやタペストリーなどが「図書館」と言うイメージによって統一されて図書館がギャラリーとしても機能しているのだ。
「いつも、新しい出会いがある」
これも真夜中の図書館の楽しみの一つ。

椅子がある
図書館には椅子がある。
たとえそれがどんな形をしていようと、本を手にした瞬間にあなたにとって最高のものになる。
椅子はいつもあなたを待っている。

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by ma_yo_to | 2005-05-23 00:00 | 「真夜中の図書館」
5月22日 「塔」
今日、図書館に行った。

朝までいたんだよ。
眠れなかったから、塔の上で本を読んでた。
カウンターに行くと白ひげのマスターが、黙って本を貸してくれた。
僕は黒い革のソファに深々と座って、1ページづつ丁寧に読んだ。
ちょうど最後のページをめくったときに、一番鶏が鳴いて、塔の窓から朝焼けがみえたんだ。
どこからか珈琲の香りが漂ってきて、図書室にいた人たちは思い思いに身体を伸ばし始めた。
それからみんなはホットミルクやカフェオレを飲みながら朝の挨拶を交わして、
家に戻っていった。
ひとりで眠れない夜は誰にでもあるものさ、年に一度くらいは。

朝まで輝く
 図書館の塔はガラスの灯台のように朝まで輝く。
 皆が眠っているときも、白いひげの賢者が一晩中本を読み続ける。
 いつか、かならず天に祈りが通じると信じて。

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by ma_yo_to | 2005-05-22 00:00 | 「真夜中の図書館」



不思議なパラレルワールド「真夜中の図書館」
by ma_yo_to
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